
おはようございます
昨夜は、地震速報をTVで見なかったので
ほっとしています
避難所で子どもが大きな揺れに怯えている映像は
もう見てられないです
でも、スマトラ沖の地震の最大の余震は
3か月後に発生したそうですので
地震のまっただ中でいらっしゃる方には
ほんとにお気を付けくださいとしか
申し上げようがありません
3月11日以降、福島第一原発の事故対応をみていると
ヘリコプターで入らない水を散布してみたり
放射性物質を含む水のトレンチへの流出を止めるのに
「おがくずと新聞紙~~~???」と
一般庶民でも目が点になり
耳を疑う事が多いのではないかと思います
「えっ???日本の科学技術って
こんなもんなの???」
「原発の方々は過労で思考能力を失ってる?」
「日本が誇るロボット産業はどうなった???」
「日本人はどこまで平和ボケしてたんだ?」
様々な考えが交錯します
4月11日の日本経済新聞に
タイトル「安全神話で備え欠く」
サブタイトル「葬られた原子力災害ロボット」
という見出しで、疑問を取り上げてくれていました
日経新聞のこの記事は会員限定でしか
閲覧することができませんでしたので
ちょっと内容を書いてみます
1999年に東海村で起きた核燃料加工会社
JCOの臨界事故の時も
アメリカからロボット貸し出しの申し出を受け
日本のロボット研究者たちは悔しい思いをしたらしい
その後、経済産業省で遠隔装置のできる
災害対策ロボットの開発プロジェクトを発足させ
2000年の補正予算で30億円を投じ
約1年後に試作品を作っただけで
打ち切りになったそうです
「原子力災害ロボットが必要になる事態は
日本では起きないから必要ない」
では、現行の日本にあるロボットは使えないの???
ロボットの中に組み込まれている
大規模集積回路(LSI)は
放射線を浴びると誤作動するため
原子力災害の現場で働くロボットは
放射線から電子回路を守る特殊な秘術を施した
耐放射線用LSIを備えていなければならないそうで
「安全神話」を信じてきた日本には
耐放射線用LSIを搭載したロボットはないのだそうです
加えて、他国では軍事として
放射線、高温、がれきなどの厳しい環境でも
働ける軍事ロボットを開発できる環境にあり
国がロボット産業を支援する体制が整っているのだとか
優秀な科学者、技術者の人財の宝がありながら
その力を活かせないってもったいない話です
今はたちまちお借りしなければ仕方がないとしても
今後は有事の際に自国のロボットが活躍する姿を
国民としてはぜひ見たいですね

にほんブログ村
P.S.株式会社林自動車
P.S.株式会社林自動車公式ブログ
P.S. ☆ご挨拶☆