2011年1月19日(水) 「水」について PARTⅡ
昨日に引き続き「水」のお話
知ってる人はスルーしてね
日本は、世界的にも森林大国で
国土の67%を森林が占めていますね
ところが、驚くべきことに
日本の森林のうち、原生林は2%らしいです
広葉樹は、秋になると紅葉し
葉を落とすことで土を肥やし
その葉が堆積し山は保水力を高めます
そして、何千種類もの昆虫が生息し始め
昆虫を食べる小動物が現われ
小動物を食べる大きな動物が生きて
一つの生態系を作ります
葉を落とすことで森は命をつないでいます
でも、日本の山は、もはや41%がスギやヒノキ
カラマツなどの人工林になってしまっているそうです
人工林や二次林を豊かな森にするには
適度な間伐が必要にもかかわらず
林業の担い手がいなくなり
山は放置され、豊かな生態系が失われています
だから、熊さんが街中に現れたりするんですね
不憫でなりませんね
水保全と、森林生態系の再生は密接に繋がっています
水源域へのメンテナンスを推進している団体があります
とても素晴らしい活動だなと思います
明日は「水」のお話し PARTⅢをお送りします