2011年2月9日(水) 本日の日経産業新聞から思う
本日の日経産業新聞に
「車を造らない車メーカー」というタイトルの
記事が出ていました
最近の日本の自動車業界で増えている
OEM(相手先ブランドによる生産)ビジネスについて
「車の魂はどこに?」というサブタイトルです
OEMとは
自動車メーカーが自分の会社で
「クルマを企画せず」
「クルマを開発せず」
「クルマを生産せず」
よそのメーカーから車を買って
自分の会社のエンブレムを付け
ネーミングし販売する手法
昔からの例をとって言うと
スズキパレット → 日産 ルークス
スズキMRワゴン → 日産 モコ
スズキ アルト → 日産 ピノ
スズキアルトラパン → マツダ スピアーノ
スズキ アルト → マツダ キャロル
スズキ ワゴンR → マツダ AZワゴン
スズキ エブリィ → マツダ スクラム
スズキ kei → マツダ ラピュタ
スズキ ジムニー → マツダ AZオフロード
ダイハツテリオス → トヨタ キャミ
三菱 ekワゴン → 日産 オッティ
三菱 ミニキャブ → 日産 クリッパー
スズキさんが
頑張ってますよね
車メーカーとしては、ほぼ何もしないのに
車の販売台数にはカウントされますので
実際に車メーカーを評価する際には
国内販売台数ではなく
製造台数をカウントすることが
正当な評価なのではないか・・・と思います
このブログの一枚目の写真は
昨年12月20日に発売された、スズキの新型「MRワゴン」
変速機の改良などで計30kgも軽量化することによって
ガソリン1㍑あたり25.5kmの低燃費を達成しています
ハイブリッドでも電気自動車でもない
レシプロエンジンで25.5kmって
メーカーの底力と言うか心意気をヒシヒシと感じます
開発に3年半もかかったそうで
驚いたのは、燃焼効率を改善するため
軽自動車では初めてフェラーリなどに使われている
直径10mmの小型スパークプラグを採用しています
「軽でここまでこだわりますか!!!」というほどの思い入れ
利益は確かに大切ですが
何か一本、「ここだけは譲れない」という
車メーカーとしての意地を見せている
スズキさんの車を売ってることを
誇りに思っている販売店が
いかに多いことかと思います
今月、KAT-TUNがCMに起用されてる
ソリオも誕生しましたが
このクルマもめちゃめちゃいいクルマです
でもこの良さ、とりあえず乗ってみないと分かりません
弊社では、2月20日から3月末日まで
ソリオに試乗していただいて
アンケートにお答え頂きましたかたに
「こしひかり」5kgをする企画を立てています
お乗換えをお考えの方は
ぜひ試乗してみてくださいね~
企画はあらためてご案内させていただきま~す