
大震災から一年の3月11日
岩手県下閉伊郡山田町御蔵山で
‘鎮魂と希望の鐘’と
‘ロータリー大時計永久保存’プロジェクトの
除幕式が執り行われました
表紙の写真は、黙々と被災地の奉仕活動を実践する
2520地区・北上西RCの佐藤勝己さんの後姿です
この風景は昨年9月にピアノ寄贈事業で訪問した際

9月に訪問した高台にあり被害を免れた吉里吉里小学校

現在の風景です

ガレキが少なくなっただけで
何も変わっていないことに愕然とします
ご自分の家があったであろう場所に
花を手向ける方々

立ち尽くす方々

海に向かって祈りを捧げる方々

言葉は見つかりません・・・
今回、ロ-タリーが建立したメモリアルパークは
‘御蔵の湯’という温泉の横の山田町の土地を
ご提供下さっています

各地からシャトルバスが一日に何度も往復し
町民の皆様の憩いの場所となっているそうです
バスが到着、町民の方が大勢お集まりになっています

山田RCの御婦人方

お集まりになられた方へ
温かい甘酒などを振る舞われていらっしゃいました

御蔵山正面には、昨年3月11日
牙を剥いた山田湾

山田RC会長・阿部幸栄会長のご挨拶

後ろは幹事の菅原修次さん
山田町の沼崎喜一町長さん

TVでお見かけしたことあります
ガレキの受け入れ先でお困りでいらっしゃいます
テントの中のお歴々の皆様

エルスワースさんの向って右横は
昨年まで国際ロータリー理事をお務めになられていた
八戸南RCの黒田正弘さん

幕を引くのは
元RI理事・黒田さん、菅原ガバナー、エルスワースさん

田口PDG、2510地区の渡辺泰久PDG
2500地区の笹谷芳夫さんと続きます

祈りを込めて除幕です

碑の文字は、田中作次RI会長エレクトの自筆です

山田湾側から見た‘鎮魂と希望の鐘’

サイトウキネンオーケストのメンバーが
小雪舞う中、讃美歌「主よ身元に近づかん」を
献奏してくれました

山田駅舎の上で41年間時間を刻み続けてきた
直径150センチの山田RC寄贈の大時計

焼け焦げ3時27分で針は止まっています
碑のデザインを担当した笹谷先生

新聞記者から取材を受けていらっしゃいました

田口良一PDGと絢子さん

昨日の日経新聞全国版社会13版に
写真が掲載されていました

動画はこちらです鎮魂と希望の鐘
帰りのご案内を田口絢子さんから

震災が起きてから
各クラブお一人お一人の消息を訪ね歩いたそうです
山崎緑さんというとてもお綺麗なガバナー補佐が
お亡くなりになったとお聞きした時の
御辛さは如何程だったことか
PDG夫人としてロータリーを歩んでこられ
各クラブとの思い出も格別
2520地区の各クラブの母ですね
阿部幸栄会長と奥様
引き続き次年度も会長さんをお務めになられるそうです
応援しています
子どもさんたちもお母様が手を引いて来てくれていました

鐘を鳴らして

「はい、チーズ」

時を刻み続けてきた山田の時計のように
このメモリアルパークが
長く親しんでいただける場所でありますように
帰り道の風景です

絶景です

所々に避難所がありました
この寒さの中の厳しい生活が窺えます
この方々の生活にとって代わることはできませんので
「頑張らないかんな」と思います
「奈津子さん、ありがとうね~
またね~」

帰りの新幹線乗り場で

笹谷先生、エルスワースさん、大島さん
ほんとにほんとにお世話になりました
また一緒に活動できますことを願っています
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