2011年3月19日(土) レベル5
福島第一原発の報告でお馴染みの
経済産業省原子力安全・保安院の
西山英彦審議官から
昨夜午後6時の会見で
「福島第一原発の事故の評価レベルを
レベル5に引き上げました」との会見がありました
レベル5は、アメリカで1979年に起きた
スリーマイルの事故と同じレベル
レベル6で原子力事故
レベル7でチェリノブイリ
となるようです
チェリノブイリの事故では
爆噴が1万メートルにも達し
放射性物質が大量に拡散し
周辺のヨーロッパ諸国に迷惑をかけました
広島、長崎に原爆を投下されて
「No More 原爆」と
世界中に訴えているわが国のこの狭い国土に
「日本の原子力発電所は
世界一安全に設計・建設・運転されています」という
言葉を信じて疑わず建設を許し
運転中の原発が55基があるって事を初めて知りました
ならば「 OTOMODACHI 」は???と思ったら
地震の影響で
福島第1原発が被害を受けたことが判明した直後
米政府から支援の申し入れがあったのに
申し入れが原子炉の廃炉を前提にしたものだったため
冷却機能の自力での復旧が可能と考えた
日本政府と東京電力が
「米側の提案は時期尚早」として
断っていたことを民主党幹部が17日明らかにしました
この非常事態に国益、企業益、重視って・・・
最悪の事態になってから
国際原子力機関IAEAにお願いし
IAEAが20日にも福島島第一原発の
周辺地域に現地入りしてくれるようです
隣国諸国にご迷惑をおかけしないよう
固唾を呑みながら見守っています