
今朝午前1:00ごろから
昨日、福島第一原発で
「見えない敵と戦う」「ミッションを達成」してきた
東京消防庁・緊急消防援助隊東京都隊会見がありました
東日本大震災発生以降
初めて一般庶民でも納得できる
分かりやすい活動報告でした
写真左:冨岡豊彦さん(第六方面消防援助機動部隊総括隊長)
写真中:佐藤康雄さん(緊急消防援助隊東京都隊総隊長)
写真右:高山幸夫さん(第八方面消防援助機動部隊総括隊長)
全部で20分もあった長い会見でしたが
総隊長の佐藤康雄さんは
地震、津波が発生した11日は
東京都内で51箇所の火災の消火にあたっていたこと
12日目からは、福島第一原発からの要請に備え
実際の作業を想定しながら計画を立てていたこと
同原発の正門を入ってから作業を終えるまでの様子を
時系列で説明してくれました
当初の予定では、3号機そばの岸壁から
直接海水をくみ上げることになっていましたが
がれきや流木が現場に散乱して
大型車の通行ができないためいったん撤退
次に、隊員約40人で再び敷地内に入りましたが
想定外の建屋の爆発片に遭遇しながらも
ミッションを無事完了
記者からの「ご家族にはどのように伝えましたか」との問いに
奥様には、石原都知事から命令があったのち
「福島の原発に行ってきますとメールを入れた」と話し
奥様からは「日本の救世主になってください」と
返信をもらった事を話されました
冨岡豊彦隊長は「大変だったのは」と問われ

「残された家族」と答えて沈黙し
目を真っ赤にし、ほおを震わせながら
「隊員は士気が高く、一生懸命だった。
残された家族に、おわびとお礼を申し上げる」と
言葉を絞り出されました
被爆された方も、もしかしていらっしゃったのかもと
厳しい作業だったことが窺い知れましたが
さすが、東京都1300万の都民の命を守ってらっしゃる
東京消防庁のハイパーレスキューだと心を打たれました
東京都民の命を守るミッションから
日本国民の命を守るミッションへ
本日はまた、昨日放水した3号機の
格納容器の圧力が上昇しているということで
弁を開けて中のガスを外に逃し
原子炉格納容器内の圧力を
降下させる作業を行うらしいですが
注水すれば圧が上がる
注水しなければ燃料棒が露出する・・・???
今までに人類が経験したことのない
領域に入っているのかもしれません
いろんな国からの専門家の英知をお借りして
収束に向かってもらいたいと祈るのみです
※写真は共同通信からの配信写真です

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