2012年3月9日(金) 震災週間「原発を考える」
昨夜のNHKスペシャル
「3.11 あの日から1年の 調査報告
原発マネー “3兆円”は地域をどう変えたのか」
44ある原発の立地自治体にアンケートを実施し
国や電力会社から今までに自治体に払われた金額3兆円が
どのように配られ使われたのかを検証していました
定期検査で停止中の原発について再稼働するかどうか
地方の首長は苦渋の選択を迫られていました
少し前の徳島新聞の日曜コラムに
20世紀初めにデンマークの陸軍大将
フリッツ・ホルムという人が作った
「戦争絶滅請け合い法案」が紹介されていました
戦争が始まると10時間以内に
次の順番で最前線へ一平卒として
送り込まれるという法案です
まず、国家元首、次にその男性親族
3番目に総理大臣、国務大臣、各省の次官
4番目に国会議員(ただし戦争に反対した議員は除く)
5番目に戦争に反対しなかった宗教界の指導者・・・
安全神話を作り上げてきた原発に
もしも今後も事故が起きたら
ホルムさんの法案に倣い
原発大事故の際の決死隊には
原発を推進する政治家や官僚
電力会社の幹部
肯定している学者が
真っ先に送りこまれるようにすれば・・・
という論法のコラムでした
国策としての「原発推進」=「地方振興」でしたが
ここは人間らしい判断をしていただきたいと思います
3月10日、11日は
東日本大震災の被災地
岩手県下閉伊郡山田町へ行って参りますので
ブログはお休みさせていただきます
現地は涙雪の模様です
スタッフの皆さん宜しくお願いします
変わらず生活やお商売できている事に感謝して
皆さんの分まで祈ってきます